旅館の食事量ツイートが大炎上中 別の旅館は「おもてなしの意味を込めているから」
旅館の食事量に関するツイートが大炎上中。ほかの旅館に量が多いわけを聞いてみた。
SNS上に、「旅館の食事の量が多いのは廃棄前提」などと投稿したアカウントが大炎上。そんな中、群馬県の温泉旅館のツイートが話題を呼んでいる。しらべぇ取材班は、担当者から詳しく話を聞いた。
■廃棄前提で作っているわけがない
大炎上ツイートが拡散する中、万座温泉観光協会と当該旅館が、14日に「SNS上で取り沙汰されている件につきまして、当協会では宣伝目的の依頼などは一切しておりません」などと、ホームページ上にコメントする事態に。
また旅館業者などからは、「廃棄前提で作っているわけがない」「旅館に対して失礼だ」などいったコメントがSNS上に多数投稿されている。
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■絶妙のタイミングでのツイートが大反響
そんな中、群馬県みなかみ町の「湯元長生館」が、たっぷりの量の食事写真を投稿したところ、大反響となった。
弊館の料理となります♨️
あ、初ツイート…#旅館の料理 pic.twitter.com/VmA77srMvE
— 猿ヶ京温泉 湯元長生館 (@ymt_chouseikan) August 13, 2020
返信欄には、「初ツイートの破壊力と拡散力がハンパなくて羨ましすぎます」、「絶妙のタイミングで、てんこ盛りのお食事ツイートですね」、さらに「旅館業を盛り上げてください」といった励ましのコメントも寄せられている。
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■おもてなしの意味が込められている
ツイッター担当者は食事の量について、「創業以来この量だが、おもてなしの意味が込められているので、必然的にこのような量になる」と話す。
この旅館は、朝食・夕食ともに、部屋だしが特徴。プランによって、上州牛のステーキやすき焼き、上州豚のしゃぶしゃぶなどが楽しめる。