行定勲監督、大倉忠義と成田凌との『窮鼠はチーズの夢を見る』撮影裏話を語る
11日公開の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の行定勲監督が「映画を語る」配信番組『活弁シネマ倶楽部』に登場した。
コロナ禍の影響を受けて公開延期となっていた映画『窮鼠はチーズの夢を見る』が、9月11日よりついに公開した。
この新作を引っ提げ、「映画を語る」配信番組『活弁シネマ倶楽部』に、行定勲監督が満を持して登場。映画評論家の森直人氏、映画ソムリエの東紗友美氏とともに、大盛り上がりのトークを展開させている。
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■水城せとな氏の漫画作品が原作
本作は、水城せとな氏による漫画作品『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を原作としたもの。人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、細やかな心理描写が圧倒的な共感を呼んでいる作品だ。
主人公の大伴恭一役を大倉忠義、そして彼に想いを寄せる今ヶ瀬渉役を成田凌が演じている。どうしようもなく惹かれてしまう葛藤や強い嫉妬心…それらの複雑な感情を、彼らが時に繊細に、時に大胆に演じ、行定監督がその姿を美しくスクリーンに焼き付けている。
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■原作ファンの東氏も大絶賛
この原作の大ファンだという東氏は、「行定さんが映画化すると知ったとき、今年の生きる意味になったと思いました。でも、とても期待してしまう反面…」と、ファンであるがゆえの不安もあったよう。
しかし、「原作にある丁寧な愛の描かれ方が、映画にも感じられました。期待を包み込んでくれる仕上がりでしたし、いま思い出しても胸がいっぱいになってしまいます」と大絶賛だ。