『TVタックル』木村もりよ氏と豊田真由子氏の壮絶コロナ論争に視聴者唖然
新型コロナウイルス対応について、激しい応酬。
20日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、元衆議院議員・豊田真由子氏と元厚生労働省医系技官・木村もりよ氏が激しい論争をするシーンがあった。
■コロナ政策について議論
番組では世界の新型コロナウイルス対策を特集。日本同様国が旅行や飲食店での食事について補助をする取り組みが行われているが、それによりコロナの新規感染者が増えた国もあることが取り上げられる。
司会の阿川佐和子は「今回『GoToイート』や東京も『GoToトラベル』が開放されるわけですけども、イギリスで『GoToイート』でどうも感染者が増えているらしいって、日本は大丈夫なんですかね」と質問。
豊田氏はこの件について「我々はリアルな世界で生きているので、バランスを取るのが政治であり行政であると思う。机の上での議論は意味がなくて…」と話し始める。
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■木村氏が不快感を示し論争に
この発言に激しく噛み付いたのが木村氏。「どうやってバランス取るんですか? ねえ?」と声高に叫ぶ。豊田氏は話の途中だったため、「状況を見ながら、感染者が増えたら、じゃあちょっと今の緩めているのを(戻す)。たくさん感染者が出たらまた今度ちょっと。(戻す)」と持論を展開する。
阿川は「そんなに簡単に規制を強めたり 緩めたりできるんですか?」と質問すると、豊田氏は「それをやらなければ世界は回らないです」木村氏は「それをやれば感染は確実に長引きますよ」と2人同時に話す。
豊田氏は「人命と経済は両方回していく。行政、厚労省や政治の世界で生きてる人間は、国民の命に責任を持ってるんです」と説明。木村氏はその際「何言ってるのかな、この人」と繰り返し、「それって詭弁じゃないですか?」と主張した。