「馬力とは何か?」をチコちゃんが深掘り 視聴者からは疑問の声も
『チコちゃんに叱られる』で馬力について解説。あのワットが開発した単位だった。
16日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「1馬力ってなに」に注目が集まっている。車やバイクをはじめ、様々なところで使われる馬力。しかし、この馬力という単位について知っている人は少ないのではないだろうか。
■馬1頭分の力ではない
「馬力」ということで勘違いされがちなのが、馬一頭の力ということ。しかし、馬の力を表しているわけでなく、「1秒で1mの高さに75kgのものを持ち上げるパワー」のことを指すのだという。
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■単位を定めたのは蒸気機関の父
この単位を作ったのは、蒸気機関を実用化させたジェームズ・ワット。自身の蒸気機関にどれだけのパワーがあり、利益を生み出すかわかりやすく伝えたかった。
当時、交通や工場の動力だった馬の力を基準に蒸気機関のパワーを表そうと考え、馬力という単位を作ったようだ。ワットはおそらく馬1頭がどれだけの重さのものを1秒で1m動かせるか実験したのだろう。