東京チカラめし、池袋の1号店が本日閉店 訪れる際は絶対注意すべきポイントが
『東京チカラめし』の1号店となる池袋西口店が、本日30日をもって閉店。現地に向かうと、そこには驚きの光景が…。
関東地方および大阪を中心に展開する牛丼チェーン「東京チカラめし」の1号店・池袋西口店が本日30日に閉店を迎える。記念すべき1号店で「最後の1杯」を味わうべく、記者は現地へと向かった。
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■徐々に「希少種」に…
東京チカラめしは2011年6月に1号店をオープンし、その後は多いときで100店舗以上を展開するほどの勢いをみせた。
しかし近年は閉店が相次いでおり、池袋西口店が閉店すれば、残りは東京の新宿西口1号店、半蔵門店、千葉県の新鎌ヶ谷店、大阪府の大阪日本橋店、寺田町店の5店舗のみに。
今回の閉店の報せを受け、ツイッター上には「どんどん数が減っていって寂しい…」「池袋来たときはいつも寄ってたんだけどな」といった悲しみの声が相次いでた。
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■現地についての違和感
記者が池袋西口店を訪れたのは、30日のお昼どき。営業最終日ということもあり、それなりに並ぶことを覚悟していたのだが、予想に反して席の埋まり具合はまばらな状態であった。
入り口に貼られた「閉店のお知らせ」を見て感慨深くなった様子の客や、店舗の外観をスマホで撮影していく人物も散見される。
そんなエモい空気を感じつつ、牛・豚・鶏の3種類の肉が使用されたメニュー「チカラ丼」を注文しようと食券機を操作したのだが、まさかの売り切れであることが判明。他にも「チカラ定食」「四川風麻婆定食」「上ロース焼き牛丼」といったメニューが売り切れであった。
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■それでも牛丼は裏切らない
ひょっとしたら熱心なチカラめしユーザーが、早々に人気メニューを食い尽くしてしまったのか…と店員に尋ねてみたところ、「最終日は食材のストックなどの関係もあって、一部商品が提供終了となっております」と申し訳なさそうな答えが返ってきた。
そこで予定を変更して「元祖焼き牛丼」を注文したのだが、やはり他チェーンの牛丼とは一線を画す、濃厚で甘みのあるタレの風味は極上である。
本日、最後の池袋西口店を訪れる際は、原点に返って焼き牛丼に舌鼓を打ってみてはいかがだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)