終活の準備をしている高齢者は2割程度 「死を意識したくない」との本音も
自分がこの世からいなくなったときのために、エンディングノートを書くなど終活を始める高齢者が増えている。
自分の死後に家族が混乱しないために、エンディングノートを準備する人が増えている。また自分らしい最期を迎えるためにも、終活の準備は重要である。
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■「終活の準備をしている」2割程度
しらべぇ編集部では全国の65歳以上の男女129名を対象に調査したところ、全体の20.2%が「エンディングノートや終活の準備をしている」と回答した。
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■お金にまつわることを
男女別では、女性のほうが高い割合になっている。
終活で頭に思い浮かぶのは、やはりお金にまつわることだろう。
「お金にまつわることは、今でも自分が全部管理している。私がいなくなっても家族があわてることがないよう、銀行口座やクレジットカードの情報を書いて残しておこうと思う」(60代・女性)
自分がどのような最期を迎えたいかを、元気なうちに控えておく人も多いようだ。
「残す遺産などはほとんどないけれど、葬儀や延命治療についてのことをエンディングノートに記載している。もし意思疎通できなくなったとしても、私の意思を知ってほしいので」(60代・女性)