『バンキシャ』で話題の「コロナ慣れ」 若者ばかりのインタビューに不快感訴える人も
『バンキシャ』で「コロナ慣れ」と題してインタビューを紹介。賛否両論の意見が出ている。
6日に放送された『バンキシャ』で新型コロナウイルスの感染者数が急増していることを特集。「『コロナ慣れ』に危機感」と題したインタビューに賛否両論の声が寄せられている。
■若者へのインタビューを紹介
同番組では、有効な手を打たなければ12月31日に大阪の新規感染者数が1,148人になるだろうという感染予測を紹介。
続けて、「コロナ慣れ」と題して、渋谷での若者のインタビューで「知り合いもかかってないし、大丈夫という気持ちが強い。慣れてきちゃっている」と回答しているVTRや新橋の居酒屋のほとんどが若者だったと放映した。
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■「気分悪くなる」も
「コロナに慣れてきちゃっている」という若者たちのインタビューの紹介に「こういう人はほんとに気をつけてほしい」「感染が増えている地域なんだからもっと考えて」といったコメントが寄せられている。
一方で、「インタビューは若者ばっかりで気分悪くなる」「若者だけに向けているのは悪意ある」「コロナに適応して生活してる人の方が多いと思うから一概にこういうのは良くないと思う」と批判する声も多くみられた。
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■8割近くが「コロナ怖い」
新型コロナも1年近くの時を経て色々なことがわかってきた。しかし、それでもワクチンや特効薬がないことから新型コロナを恐れる人もいるだろう。
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,880名を対象に調査を実施したところ、全体の79.2%の人が「新型コロナウイルスが怖いと思う」と回答している。
性別・年齢別に見ると全ての世代で女性が高くなっており、世代を追うごとに「怖い」と感じている人の割合が増している。実際、重症化や死亡例は高齢者に多いことから若者より身近なのだろう。
警鐘を鳴らすためとはいえ、特定の対象ばかりに批判を集めてしまうような内容だったと言えるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)