小布施町役場職員が新型コロナに関する不適切発信 大混乱した町を直撃
町のかわいい公式キャラクターのアカウントがとんでもない事態に。その真相を追った…
長野県小布施町の町役場職員が、公式キャラクター「おぶせくりちゃん」のツイッターアカウントを使って不適切投稿を続けていたことが取材でわかった。結果として大混乱に陥った町役場から詳しく話を聞いた。
■町PRのためのアカウントに何が…
「おぶせくりちゃん」は、栗と北斎と花のまち・小布施町の公式マスコットキャラクター。町は独自の公式アカウントを持っていないため、おぶせくりちゃんのアカウントが町PRの役割も果たしていた。
https://twitter.com/obusekuri/status/1344238828815413249?s=20
ところが、29日頃から「ただの風邪だったらしいクリ~」、「目に見えないものをおびえても仕方ないクリ~」、「ハグの日を復活させようクリ~」などと新型コロナウイルスに関する不適切発信がたて続けに行われた。
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■「不適切極まりない」
この投稿を見た人たちからは「何を考えているのか」、「不適切極まりない」、「中の人は当然クビだな」といった声があがった。町役場にもクレームが電話で約10件ほど寄せられたという。
30日は年末年始休みだったにも関わらず、町長や幹部職員が呼び出され対応に追われ、緊急の対策会議も開かれた。