能登町がコロナ交付金でイカのモニュメントを建設 志らくは「本当にムダ」
新型コロナウイルス対策として国から自治体に配布される臨時交付金。この2,500万円を使って能登町が巨大イカのモニュメントを建設するという。
6日放送の『グッとラック!』(TBS系)では、石川県能登町のコロナ対策交付金の使い道について言及。番組MC・立川志らくのコメントに、注目が集まっている。
■イカの巨大モニュメントに2,500万円
国が地方自治体に配る新型コロナウイルス対策の臨時交付金。イカの名産地として知られる石川県能登町が、これらの2,500万円使い、幅13m高さ4mものイカの巨大モニュメントを建設するという。
番組が町の担当者に取材を行なったところ、交付金の使い道に指定されている「地域の魅力の磨き上げ事業」に則り、「コロナ収束後の観光誘客を見込んで考えた」と説明。
また、使い道を改める可能性について聞かれると「今のところ、そのような考えはありません」とコメントしている。
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■町民からは反対意見が
番組は、能登町に住む人に取材を敢行。すると、「おばけみたいだし、これがコロナに効くとは思わない」「アホくさい。こんなものがあってもイカをみたいと思う人はいない」など、反対意見がみられた。
これらの町民の意見を受け、担当者は「意見は真摯に受け止めたい」とし、イカの巨大モニュメントを「観光の目玉にしたいと思っています」と語っている。