マンガ大賞2021ノミネート作品が発表 漫画愛好家の間では早くも受賞予想が
待望のマンガ大賞2021ノミネート作品が発表。ネット上では大きな反響が。
書店員を中心とした漫画好きの選考員・実行委員が、面白いと思った漫画を選ぶ『マンガ大賞2021』。25日に、1次選考の結果が同委員会より発表され、ネット上では大きな反響があがっている。
■マンガ大賞とは…
2008年に創設され、今年で14回目を迎えるマンガ大賞。前年1月1日〜12月31日の1年間に、単行本の新刊が発表された作品のうち、最大巻数が8巻までのものが選考対象となっている。
同賞の受賞作には、石塚真一氏の『岳』や、ヤマザキマリ氏の『テルマエ・ロマエ』など、実写映画化を果たし、注目を集めた作品も多い。また、昨年大賞を受賞した山口つばさ氏の『ブルーピリオド』は、先日アニメ化が決定している。
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■マンガ大賞2021ノミネート作品一覧
マンガ大賞2021のノミネート作品はこのような結果に。
・『【推しの子】』赤坂アカ氏・横槍メンゴ氏
・『女の園の星』和山やま氏
・『怪獣8号』松本直也氏
・『カラオケ行こ!』和山やま氏
・『九龍ジェネリックロマンス』眉月じゅん氏
・『SPY×FAMILY』遠藤達哉氏
・『葬送のフリーレン』山田鐘人氏、アベツカサ氏
・『チ。—地球の運動について—』魚豊氏
・『水は海に向かって流れる』田島列島氏
・『メタモルフォーゼの縁側』鶴谷香央理氏
今回のノミネート作品のうち、3作品が集英社が運営する漫画アプリ「少年ジャンプ+」からのノミネート。昨年、2位と惜しくも大賞を逃した『SPY×FAMILY』の大賞受賞に期待が高まる。
また、『夢中さ、きみに。』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞や手塚治虫文化賞短編賞を受賞している和山やま氏は、今回『女の園の星』『カラオケ行こ!』の2作品でノミネートを果たした。