自治体職員のほとんどが“テレワーク難民” その危機を救うべく奮闘した男がいた
「情報処理推進機構(IPA)」のサイバー技術研究室室長・登大遊氏。どんな壁であろうとも「けしからん!」精神で粘り強く乗り越えていく。
経産省傘下の外郭団体「情報処理推進機構(IPA)」のサイバー技術研究室室長・登大遊氏が、7日放送の『情熱大陸』(MBS・TBS系)に出演する。
■自治体職員のほとんどが“テレワーク難民”
わずか3%。これは昨年4月、コロナ第一波による緊急事態宣言下、国内でテレワークの必要性が叫ばれた中での、全国1,700自治体のテレワーク実施率だ。
住民サービスを支える自治体職員のほとんどが、じつは“テレワーク難民”だった。感染拡大が続くいま、このままでは円滑な行政サービスが止まるかもしれない。
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■たった1文字のミスが大規模なエラーに
登は、「情報処理推進機構(IPA)」のサイバー技術研究室室長として、地方自治体のネットワークを所轄する、総務省の外郭団体などのサイバー技術開発者とタッグ。
「自治体テレワークシステム」を開発するプロジェクトのリーダーを務めた。彼がシステムを開発するために書き上げるのは約20万行という膨大なプログラム。たった1文字のミスが大規模なエラーを引き起こしてしまう。
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■口癖は「けしからん!」
緻密なテレワークシステムを網羅する頭脳を備える“イマドキ理系男子”の風貌だが、意外にもその口癖は古風な「けしからん!」。
どんな壁であろうとも「けしからん!」精神で粘り強く乗り越えていく。番組では、同僚が「一般のプログラマーの10倍のスピード」と驚く、登の驚異的な情報処理能力や、登山やテレビゲームなどからもアイデアを見いだす姿が紹介される。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)