大減俸から復活に賭けるDeNA・三上朋也投手 変化球の意味確かめながらブルペンで快投
嘉手納で行われている横浜DeNAベイスターズのファームキャンプで、三上朋也投手らがブルペン入り。
横浜DeNAベイスターズが嘉手納で実施しているファームキャンプ。第2クール2日目は、三上朋也、勝又温史、浅田将汰、田中健二朗の4投手がブルペン入りした。全員が捕手を座らせ、変化球も交えての投球練習を行った。
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■復活めざすドラ1・田中
2019年に左肘のトミー・ジョン手術を受け、現在は育成選手として契約している2007年の高校生ドラフト1位・田中健二朗投手は、変化球のキレを確かめるように投球。躍動感のあるフォームで、捕手のミットを鳴らしていた。
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■復活に賭ける三上も快投
昨年は減額制限いっぱいの減俸となり、悔しいシーズンを過ごした三上は、多彩な変化球が持ち味。カットボールとスライダーの役割をそれぞれ確認したり、ステップを調整するなど、ベテランらしい着実な仕上がりを見せている。
投球練習後は、ファームの大家友和投手コーチをつかまえて話し込む場面も。
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■若手投手も順調
今年は飛躍をめざす若手投手も仕上がり順調だ。2018年のドラフト4位・勝又温史投手、2019年のドラフト7位・浅田将汰投手も、コーチの前でキレの良い投球を見せていた。
日中の最高気温が21℃と、過ごしやすい陽気の嘉手納町。昨日の囲み取材で山崎康晃投手も語っていたが、この暖かさが調整にも好影響を与えているのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)