チコちゃんが説明した「柔道の帯が黒い理由」 色には創始者の思いが
『チコちゃんに叱られる』で柔道の黒帯がなぜ黒か解説。創始者の教えに秘密があった。
12日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「なぜ柔道が強い人は黒帯?」が注目を集めている。テレビに映るような柔道の選手がつけている帯は基本的に黒帯だが、なぜ黒なのだろうか。
■「白の真逆だから」
チコちゃんの気になる回答は、「白の真逆だから」という。初心者の白帯と真逆という意味ではないようだ。
黒に決まった理由について、ハッキリとした記録は残っていない。しかし、柔道の創始者・嘉納治五郎が白い柔道着に生える色として、コントラストが真逆で目立つ黒を選んだとしている。
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■ネットでの通説は否定
番組では、ネットで黒帯の理由について調べると「白帯を使い込むにつれて自然と汚れていって黒ずみ、それが強さの象徴だった」と出ることを紹介。
解説していた先生は、嘉納が「柔道着の手入れはしっかりしなさい。柔道着は清潔に保ちなさい」と厳しく指導していたため、この説は違うだろうという見解を示した。