菊地成孔、主宰バンドの解散を発表 「音楽愛好家の方にならご理解頂けると思います」
菊地成孔が「DC/PRG」の解散、ライブツアーの開催を発表。解散理由や決意の時期についても明かした。
22日、ジャズ・ミュージシャンで作曲家の菊地成孔が、自身主宰のビッグ・バンド「DC/PRG」の解散、ライブツアーの開催を発表した。
■唯一無二のビッグ・バンド
DC/PRGは、アバンギャルド・ジャズからクラブ・シーン、ダンス・ミュージックまでをカバーし、オーディエンスを熱狂させる鬼才、菊地が主宰する唯一無二のビッグ・バンド。
エレクトリック・マイルスをコンセプトの軸に、アフロポリリズムやファンク、現代音楽を取り入れる ことで、クラブカルチャー/ダンスフロアに、従来とは異なる律動構造をもったダンスミュージックを提示することを音楽的な主眼として結成された。
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■菊地コメント到着
そして本日22日、菊地が同バンドの解散、大阪・東京を回るライブ・ツアー「Hey Joe, We’re dismissed now」の開催を発表。コメントも到着している。
菊地:菊地成孔です。我々DC/PRGは一昨年20周年を迎え、ツアーを敢行しました。コロナ禍による時間感覚の変異によって、すでに今昔の感がありますが、ご来場いただいた全ての皆様に、改めての感謝と、現実社会、並びに自分自身の内なる敵、に対する解放戦線に立つ者として、共闘のエールを送らせていただきます。
また、このツアーをほぼコンプリートした、7枚組のライブアルバムは現在制作中で、ボックスセットとなりますが、せっかくのボックスセットということで、我がことながら驚愕のグッズが含まれていますのでお楽しみに(パッケージが全て完成した段階で、プロダクツのPR動画を公開します)。