日本医師会・中川会長が会見 まん防ではなく「早期の緊急事態宣言発令」

日本医師会の中川俊男会長が記者会見を行い、「全国的に危機感と緊張感を醸成しなければならない」と訴えた。

2021/04/14 19:30


新型コロナウイルス・COVID-19
(画像提供:アメリカ国立アレルギー・感染症研究所)

14日、日本医師会の中川俊男会長は定例会見で、「早め早めの手を打つという意味では、まん延防止等重点措置ではなく、早期の緊急事態宣言発令も必要だと考える」と述べた。



■首都圏でも発生する恐れがある

会見の冒頭、中川会長は「緊急事態宣言が先行解除された近畿2府1県において、現在感染が急拡大している」「とくに大阪では感染が拡大しており、医療現場の崩壊が始まっていると思われる」と指摘。

さらに「このような状況は3週間遅れで緊急事態宣言を解除した、首都圏1都3県でも発生する恐れがあると考えなければならない」と危機感を示した。


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■早期の緊急事態宣言発令も必要

今月末から始まる大型連休についても「人の動きのさらなる増加が大型連休中に予想され、首都圏の感染者数増加が全国に波及する恐れがある」とし、感染者数を抑え込むためにも「早め早めの手を打つという意味では、まん延防止等重点措置ではなく、早期の緊急事態宣言発令も必要だと考える」と中川会長。

続けて「結局(緊急事態宣言を)発令することになるのであれば、できるだけ早く発令するほうが効力を発揮すると思う」とも指摘した。

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■厳しい内容にならざるを得ない
記者会見マスクワクチン新型コロナウイルス緊急事態宣言まん延防止等重点措置
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