東京都、16日のコロナ新規感染者は667人 前週比130人増と感染拡大が加速
7日間移動平均は542.0人。2日連続で500人台となり、対前週比120%台も2日連続。感染拡大が加速している。
東京都福祉保健局が発表した16日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、667人となった。重症者数は6人増加して43人、65歳以上の新規感染者数は14人減少して69人だった。
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■前週比130人増
2021年以降の金曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは2月26日の270人。その後しばらく300人台で推移していたが4月に入って急激に増加し、今週は一気に130人増となった。
なお、前日と比較すると62人減少している。
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■移動平均は540人超え
直近7日間の移動平均は542.0人と2日連続で500人台を突破。対前週比では122.9%と2日連続で120%を記録した。なお、37日連続で100%を上回ったことになる。
また、年代別では、20代が200人、30代が132人、40代が119人と続く。男女別では男性377人に対して女性は290人。参考となる3日前(4月13日)のPCR検査実施件数は、9,458件と発表されている。東京都の累計感染者数は128,781人となった。
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■7割が「緊急事態宣言が必要」
しらべぇ編集部が今月12〜13日にツイッターユーザーを対象に実施した調査では、全体の7割がまん延防止等重点措置ではなく「緊急事態宣言が必要」と回答している。
政府のコロナ対策やワクチン政策は後手後手との批判を浴びているが、このまま感染拡大が続くようであればどのように身を守るべきなのか、一人ひとりの行動や決断も試されるところだ。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)