尾木ママ、休校やオンライン授業の子供たちへメッセージ 「一人で抱え込まないで」
ameba公式ブログを更新した尾木ママ。休校やオンライン授業で過ごす子供達のストレスを懸念し、メッセージを送った。
「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹氏が7日、自身のameba公式ブログを更新。オンライン授業や休校を余儀なくされている子供たちに向けて呼びかけた。
■子供達を取り巻く環境
同日、「連休明け、子供たち大丈夫かしら?」と題したブログを更新した尾木ママ。新型コロナウイルス変異株についての情報や、緊急事態宣言、まん延防止措置の延期や新たに措置する地域が増えることなど、子供達を取り巻く環境の変化について心配している様子。
子供達の学校環境に加え、オリンピック問題など新型コロナウイルスにまつわる問題に「見通しが立たないし」と危機感をあわらにしていた。
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■一人で抱え込まないで
また子供達の授業状況について、休校による大量の宿題プリントやオンライン授業だけでは子供達の学習意欲が低下してしまうことを懸念。何よりも不安や愚痴があっても友人と話せないことが「最大のストレス」になるのではと私見を述べた。
ストレス発散方法について、「家族内で、愚痴こぼすことも大事だと思います」とつづった尾木ママ。
家族に相談できない人に向けても、「尾木ママのブログやインスタにコメントしてくれてもいいですよ」と人情味溢れる姿勢を示し、「一人で抱え込まないでね」と子供たちに向けてメッセージを送っていた。
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■教育委員会への不満も
この投稿にユーザーからは、学校生活の現状がコメントで寄せられていたが、自宅の通信環境によっては満足なオンライン授業が受けられないなど、義務教育なのに格差が生まれてしまっている現状も。
オンライン授業の環境そのものが未だに整っていないなど、対応の悪さから教育委員会への不満のコメントが後を絶たなかった。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)