DeNA・今永、ファームで8回無失点の好投 「一軍登板が楽しみ」と期待の声
横浜DeNAベイスターズの今永投手がファームで好投。5月中の1軍復帰が現実的に…
横浜DeNAベイスターズに所属する今永昇太投手は12日、イースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズ戦に先発し、復帰後最長イニングとなる8回を投げた。
■8回90球の省エネピッチング
昨年10月に左肩のクリーニング手術を受けた今永投手。3月31日に実戦復帰、そこから5度目の登板となった12日は、8回3安打1与四球無失点の圧倒的な投球をみせた。
初回から148km/hのストレートを投じるなど、2回まで一人のランナーも出さない完璧な内容。それ以降はヒットを打たれたものの、90球の省エネピッチングを展開した。ファームでの成績は3勝1敗、防御率1.32(5月12日時点)となる。
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■ファンからは期待の声が…
順調な回復ぶりにファンからは、「DeNAの希望」「もう上がって来れそうなレベルなんだな」「戻ってくるならこれほど心強いことはない」「一軍での登板が楽しみ」といった喜びの声が多くみられた。
もう一度ファームで登板してから一軍昇格を予定。ケガのリスクを考えた慎重なスケジュールを組んでいおり、万全な状態での復帰登板が期待できそうだ。
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■チームの救世主となるか
今永投手は今季から選手会長を務めているものの、ケガの影響で一軍登板はなし。その間チームは、4月の10連敗などもあり、借金14の最下位と波に乗れていない。先発ローテーションの核となる今永投手の復帰が決まれば、大きな戦力アップにつながることだろう。
5月中の一軍登板が現実的になっており、不振にあえぐチームの救世主となる準備は整ってきた。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)