野口健氏、政府のコロナ水際対策を「最大の失敗」と指摘 実態に怒りの声も
コロナ禍でどこまで私権制限を行うか議論した『TVタックル』。野口健氏が指摘したのは、水際対策の不備と入国管理の実態に怒りの声が…。
16日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、アルピニストの野口健氏が政府の水際対策を「最大の失敗」と斬った。
■野口氏が水際対策の不備を指摘
番組ではコロナ禍で「私権制限をどこまで行うべきか」について議論。「非常時はやむなし」とする東国原英夫と強硬に反対する大竹まことが激しく意見を戦わせる。
やり取りを見た野口氏は「私権制限のなかで、一番真っ先にやらなきゃいけないのが水際対策のような気がするんですよね。海外にいる友人とかが、やっぱ日本に来るわけですよ。飛行場に着いたときに、誓約書を書いて、バス乗っちゃいけないとかいろいろあるんですけど、何のチェックもない」と話す。
そして「みんな飛行場からそのままバスとか電車で帰るし、2週間自宅隔離と言っても、飲みに行ったりしますよね、周りの人はね。この国のコロナの失敗は水際対策だと思うんですよね」と指摘した。
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■東国原は「法律が必要」
私権制限に反対していた大竹も野口氏の指摘には「野口さんの言うように、そういうのが1日300人ぐらい出ているらしいですね。追跡調査もしていないらしいですね。連絡がつかなかったら放っといている」と憤る。ビートたけしも「それ怖いよね」と絶句。
東国原は「契約違反ですよね。今、外国から来られた方は、契約書を書かされる。その間はアプリで管理しますよ、申告してください、こっちも電話します。でも監視はしないんですよね。ですから300人ぐらいの違反者が出てるんです」と話す。
そして「それを私権制限しなければいけないっていうのは、その通りなんですよ。そのための法律が必要なんです」と力説する。この論理について私権制限反対派の大竹がコメントを発する場面はなく、コーナーは次へと移った。