「見て食べて読んで」楽しめる和菓子が話題 子供たちにも大人気という秘訣を聞いた
「伝統と最先端が融合した和菓子に思える」といった称賛の声。
和菓子の始まりは、推古天皇の600年代頃と言われており、日本全国には伝統ある和菓子店が数多く存在。そんな中、1778年創業の新潟県の和菓子店の画期的な和菓子が話題を呼んでいる。
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■架空の絵本がモチーフ
越乃雪本舗大和屋(新潟県長岡市)の「おさとうのまほうシリーズ」。現在までに全4種類発売中だが、全社員が共有する「架空の絵本」がモチーフとなっており、一つひとつの商品にストーリがついている。
一番人気は「こはくのつみき」で、寒天と砂糖を煮詰めて冷やし固めた錦玉(きんぎょく)を乾燥させ、つみきのように仕上げている。また、砂糖と少量の水あめを加えて煮詰め冷ました伝統的飴細工「あまい おはじき」も好評だ。
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■クレヨンや万華鏡の和菓子
さらに、口の中でさっと溶ける和三盆糖(わさんぼんとう)に、さまざまなフレーバを加えて「おいしい おえかき」。ラムネ味、みかん味、ぶどう味などのクレヨン形が大きな特徴だ。
色とりどりのかけらを、錦玉の中に散らして乾燥させた干菓子「万華鏡のかけら」は、SNS上で大きな反響を呼んでいる。