大谷翔平選手、日本人最多記録の32号本塁打 「シン・ゴジラ誕生」と祝福の声
7月に入っても勢いが止まらない。大谷選手が日本人最多記録となる第32号本塁打を放った。
ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手は7日(日本時間8日)、本拠地エンゼル・スタジアムで行われたボストン・レッドソックス戦に出場し、日本人最多となる32号本塁打を放った。
■内角を上手く捌いて本塁打
「2番・DH」で先発出場した大谷選手は初回、無死1塁からチャンスを広げる左前打でチームの得点に貢献。そして5回の第3打席では、われわれファンを驚かせる32号ソロ本塁打。内角に投じられたチェンジアップを上手くコンタクトし、右翼席に運んだ。
これで2004年に松井秀喜氏(ニューヨーク・ヤンキース)が記録した、シーズン31本塁打を越える日本人最多記録となる。
【動画】打った瞬間に確信、内角を上手に捌いた今季32号本塁打
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■驚きの長打率
気になる本塁打王争いは、2位のウラジミール・ゲレロJr.(トロント・ブルージェイズ)に4本差。7月に入っても本塁打を打ち続けており、2カ月連続の月間MVPも夢ではない。
印象に残る活躍をみせる大谷選手だが、驚くべきはその長打率。7日時点で.692(7日時点)を記録、もちろん両リーグ通じて1位の成績である。安打の内訳を見ても81本のうち、単打は27本しかないのだ。
松井氏が31本塁打を記録した年の長打率が.522だったことを考えると、その突出具合が分かるだろう。
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■ネットでは絶賛
そんな大谷選手に対してネットでは、「もう止まらなさすぎる」「エグすぎ、年間60本打っちゃうよ」「規格外の至宝」「これはタイトルも夢じゃないな」といった絶賛の声が続出。
その他には、「松井選手以来、ホームラン数を期待できる日本人選手が出てくるとは思いもしなかった」「シン・ゴジラ誕生の瞬間である」など、松井氏の記録を越えたことに対する祝福のコメントがあがっていた。