舛添要一前都知事、五輪選手村の管理体制に疑問 新たに海外選手2名陽性が判明
五輪選手村で新たに海外選手2名の陽性が判明したことを受け、前東京都知事の舛添要一氏が五輪村の管理体制を疑問視。
前東京都知事の舛添要一氏が18日に自身のツイッターを更新。新たに2名の海外選手が新型コロナの陽性が判明したことを受けた発言を投稿した。
■五輪選手村の管理体制を疑問視
舛添氏は五輪選手村で新たに海外選手2名の陽性が判明したと明かし、「きちんとPCR検査がされているのか、濃厚接触者はいるのか」といった選手村の管理体制に疑問の声を発した。
東京五輪の開催が差し迫っているだけに舛添氏の発言にもある「選手村でクラスター(集団感染)が発生するような事態」になってしまえば組織委員会には何らかの判断が求められるだろう。
五輪選手村で、海外選手2人がコロナ陽性、きちんとPCR検査をしているのか、濃厚接触者はいるのかなど、多くの疑問がわいてくる。選手村でクラスターが発生するような事態になれば、五輪開催の意義が失われる。大会主催者には危機管理の意志と能力が求められている。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) July 18, 2021
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■ 大会の運営を心配する声
舛添氏の投稿のコメントには「半分くらい見つけられていなくてもおかしい事はない」「対応が困難なキャパシティなのでは」など五輪選手村の管理体制を心配する声も多い。
前日に陽性が判明した関係者1名を含めて五輪選手村で確認されたコロナ陽性者は3名となっている。なお組織委員会では陽性判明者の競技や国籍などを含めプライバシー保護の観点から詳細な情報を明らかにしていない。
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■適切な対処を
それ以外の関係者でも新型コロナウイルスへの感染が相次いでおり、無事に東京五輪を終えるために舛添氏の言うとおり大会主催者に「危機管理の意思と能力」といった適切な対処が求められている。
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(文/しらべぇ編集部・綾崎 かなめ)