感染拡大下での東京五輪 『スッキリ』でモーリー氏が訴えた言葉が刺さる…
東京五輪の開幕が迫る中、都内では新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない状況が続く…。
23日に東京五輪の開催が迫る中、4度目の緊急事態宣言が発出されている東京都では、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない状況が続いている。
22日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、コメンテーターのモーリー・ロバートソン氏が、「改めて私たち一人ひとりが自覚したいこと」についてメッセージを発信した。
■新規感染者が1,800人超
21日の都内の新規感染者数は1,832人で、1日あたりの新規感染者数が1,800人を超えるのは、今年1月16日以来およそ半年ぶりのこと。20代だけで577人、30代も410人と若い世代の感染が目立つ。
同日には、厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する「アドバイザリーボード」が開かれ、専門家は、これまでも連休明けに感染者が増える傾向があったことから、「この4連休の県をまたぐ移動は慎重に」「オリンピックは自宅で観戦」を改めて強く呼びかけている。
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■国民は「そろそろ辛抱の限界」
五輪開幕直前でのこうした状況に、モーリー氏は「ずーっと自粛が続いていて、そろそろ辛抱の限界に来ているところに、さらに非常事態宣言みたいなものが出されて、何かこう…自粛を無期限で続けなさいと言われているようで、不公平感や憤りを感じている人が増えているような気がします」とコメント。
続けて、「明日からの五輪開催、これを、“国民の健康よりも五輪のほうを優先している”という風に感じて、五輪自体に憤りを向けている人もけっこう増えているわけですね…」と、不満や怒りの矛先を五輪に向けている人々も少なくない状況に触れる。