東京五輪から新たに正式種目となった『3X3』 正しくは何と読む?
東京大会から、新たにオリンピックの正式種目に採用された『3X3』。その正式名称は、つい最近決定されたばかり。
東京五輪から新種目として採用された、3人制バスケットボール『3X3』。今大会で注目すべき競技の1つなのだが、つい最近になって読み方が統一されたばかりのため、「正しくは何て読むの?」といまでも混乱している人は少なくない。
■「スリー・エックス・スリー」が正式名称
『3X3』は、これまで日本国内でも「スリー・バイ・スリー」など様々な呼び名が混在していた。
しかし、東京五輪からオリンピックの新種目として採用されたため、正式名称を定める必要があり、2019年9月にJBA(日本バスケットボール協会)が、読み方を「スリー・エックス・スリー」とすることを決め、その後FIBA(国際バスケットボール連盟)からの通知を受けて正式に決定した。
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■スピードとシュート力が重要
『3X3』は、3人制バスケットボールの一形態で、ストリートボール「3on3(スリー・オン・スリー)」から生まれた新しいスポーツ。
試合は1チーム3人(+控え選手1名)で、ハーフコートにて行われる。1試合10分、21点先取で勝敗が決まり、ラインの内側からのシュートは1点、外側からのシュートが2点。
5人制バスケットボールよりずっと試合展開が早く、目まぐるしく攻守が切り替わるのも特徴だ。スピードとより正確なシュートコントロールが勝負のカギとなり、小柄な選手でも世界で勝ち抜ける可能性を秘めている。