茂木健一郎氏、タトゥーのNG化に異議 「意味のない禁止は全廃しませんか?」
脳科学者の茂木健一郎氏が、日本におけるタトゥーのNG化に異議。さまざまな意見が寄せられている。
脳科学者の茂木健一郎氏が、1日に自身の公式ツイッターを相次いで更新。日本で“NG扱い”されるタトゥーに関しての持論を述べ、「意味のないタトゥー禁止は全廃しませんか?」と提起した。
■五輪を機に問題提起
茂木氏は「ぼくは、以前から、タトゥーに対する日本社会の偏見は正当化できないと考えています」と、以前から感じていたという見解を表明。
「東京オリンピック で海外の選手にタトゥーをされている方がたくさんいるということを認知された方は多いでしょう」と開催中の五輪も絡めつつ、「この際、温泉やプールでの、意味のないタトゥー禁止は全廃しませんか?」と提起する。
ぼくは、以前から、タトゥーに対する日本社会の偏見は正当化できないと考えています。#東京オリンピック で海外の選手にタトゥーをされている方がたくさんいるということを認知された方は多いでしょう。この際、温泉やプールでの、意味のないタトゥー禁止は全廃しませんか?
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) August 1, 2021
関連記事:加藤紗里、右腕の“毒蛇タトゥー”公開に驚きの声 「これガチ彫り?」
■軽蔑まで表明
理由については、続くツイートで「日本の歴史、文化的背景において、タトゥーをされている方々の一部に特定の傾向があったことは、海外から来た方には全く関係ありません」と指摘。
「温泉やプールで『タトゥーお断り』という張り紙を見る度に、私は、そのマネジメント、及びそこに苦情を寄せられているだろう人々に対して軽蔑の意をいだきます」と続け、軽蔑まで口にしている。