藤田ニコル、パラリンピック学校観戦に異論 「大人の特別を子供たちに押し付けすぎ」
修学旅行の中止要請とパラリンピックの学校観戦に関し、藤田ニコルの発したコメントが称賛を浴びている。
モデル・タレントの藤田ニコルが、22日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演。自治体や学校がチケットを購入、児童・生徒がパラリンピックを観戦する「学校連携観戦プログラム」について、当事者目線のコメントで視聴者の称賛を浴びた。
■修学旅行中止の一方で…
番組は東京都の小池百合子知事が、全国的にコロナ感染が爆発している現状を踏まえ、都の県境を越える修学旅行の中止・延期を要請していることを紹介。
一方、知事が「感動しますね」「子供たちには見せてあげたい」「教育的価値は高い」などとパラリンピックの学校観戦に前向きであることにも触れ、希望者のみとはいえ、東京都だけで最大13万人もの児童・生徒が観戦希望だとも取り上げた。
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■渋谷の学生は不満気
しかし、学生時代の貴重なイベントが無くなることに納得いかない当事者は多く、番組が渋谷で取材した10代学生も不満を口に。スタジオでは、この学校観戦の是非を論じていく。
小倉優子は「見せてあげたい」という小池知事の意向には同調しながらも、修学旅行中止との矛盾性を指摘。MCの爆笑問題・田中裕二も、各種イベントの中止を強いられたコロナ世代の学生に同情しつつ、「安全で対策がちゃんとできてるなら」という前提で学校観戦には積極的だった。