デーブ・スペクター、パラリンピック開会式を評価 五輪への皮肉も
東京五輪の開閉会式を酷評していたデーブ・スペクター。しかし、パラリンピックの開会式はお気に召したようで…。
タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが、24日に自身の公式ツイッターを更新。同日よるに行われた東京パラリンピック開会式に関して、意味深なコメントを残した。
■花火に始まり花火に終わる
開会式はよる8時にスタート。まずは盛大な花火で幕を開け、全盲のピアニスト・辻井伸行の演奏に合わせ、ホスト国である日本の国旗が会場入りする。
ダンサー・パフォーマーによるショーでは、パラリンピックのシンボルを表す3色のバルーンが浮かび上がり、その後は同じ色の花火も。華々しい入場行進や各種スピーチを挟むと、派手な光に包まれたトラックの中から、ミュージシャン・布袋寅泰が登場しギターを演奏した。
コンサートさながらの派手な演出はおよそ3時間にわたって執り行われ、最後は開始同様の盛大な花火で締めくくられている。
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■皮肉交じりの称賛に共感が
デーブは式の終盤にて、自身のツイッターへ「どうやらオリンピックの開幕式は、パラリンピックのリハーサルだった模様」と投稿。それなりの評価は下しているようだが、賛否巻き起こったオリンピックの開会式を引き合いに出す皮肉さも見せる。
このシニカルな称賛に対し、フォロワーからは「上手い!」「そう思えるぐらい、パラの開幕式は素直に良かった」「世界中の人のオリンピック開会式の記憶を消したい」など、多くの共感が寄せられた。
どうやらオリンピックの開幕式は、パラリンピックのリハーサルだった模様
— デーブ・スペクター (@dave_spector) August 24, 2021
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■五輪は開閉会式ともに酷評
デーブは五輪開会式当時、リアルタイムで「7年間準備して、これ?」「テンションが低い」「長い」など苦言ツイートを連発。
2日後に出演した『サンデー・ジャポン』(TBS系)でも、「165億円と言われている予算に値するコンテンツと本当に思ってるんですか? って聞きたい」「非常に手抜きですよ、全てが」などと厳しいコメントを繰り返していた。
閉会式に関しても、「この上ないセレモニーなんだから、最高の音楽家や舞踊家たちが、言葉や文化を超えた最上のパフォーマンスをすべきなのに」「世界の誰もわからない。意味不明」などとツイッターで引き続き酷評。オリンピックには終始厳しかったが、パラリンピックはお気に召したようだ。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)