村本大輔、グランプリ受賞に大喜びも… 「オファー消滅」の局に恨み節
『村本大輔はなぜテレビから消えたのか?』が衛星放送アワードのグランプリを受賞。村本が作品への思い、そして消えたオファーについて語った。
7日、東京・よみうり大手町ホールにて「第11回 衛星放送協会 オリジナル番組アワード」の授賞式が開かれ、番組部門6ジャンルの最優秀賞の中から選出されるグランプリに『村本大輔はなぜテレビから消えたのか?』(BS12)が選ばれた。
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■普通のことをやっているだけ
番組部門(ドキュメンタリー)最優秀賞に選ばれた『村本大輔はなぜテレビから消えたのか?』。
主役であるウーマンラッシュアワー・村本大輔は「作品を作ったのは(ディレクターの)日向さん。僕は普通のことをやってるだけ。ブスが篠山紀信に上手に撮ってもらったくらい」と、村本らしく表現する。
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■もともとは「オファー消滅」から
もともと、この番組の制作が始まったのは「地上波のあるテレビ局からのオファー」だったという。だが、1ヶ月間スタンダップコメディをやるために渡米する2週間前に、急遽オファーが消滅。
「Twitterで大麻を合法化したほうがいいって発言したら『彼は使えない』『彼に制作費は出せない』ってことで」と振り返る。しかし、そこで番組制作は中止にならず、むしろ「だったら絶対にいい作品撮ってやる」とディレクターに火がついたそう。
「僕がアメリカに行ったらアメリカまで追いかけてきて…福島、沖縄、ずっと撮り続けて。放送局が決まらないから、YouTubeでとりあえず流したいって。ずっと売り込む姿を見ていたから、(受賞が)本当にうれしくて」と、放送まで3年かかった作品の受賞を喜ぶ。