『世界遺産』25周年特別編 世界に誇る日本の象徴・富士山の四季を4K8Kで撮影
4K・8Kカメラ、ヘリ&ドローンで撮影1年かけて撮影した富士山の四季の絶景を追う。
1996年4月から放送開始し、今年で25周年を迎えた『世界遺産』(TBS系)。2022年の幕開けとして、年明け最初の1月9日には、25周年スペシャルとして、4K8K特別編「富士山の四季」が放送される。
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■1年がかりで撮影
太古の時代から日本人にとって大きな存在だった、日本を象徴する独立峰・富士山は、2013年に「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録された。
日本一の山を現在最高の画質で記録すべく、全編を高精細の4Kカメラ・8Kカメラで撮影(地上波放送のため、映像はフルハイビジョンに変換して放送)。1年かけて四季折々の絶景を捉えたという。
さらに富士五湖の中でも透明度の高い本栖湖を、初めて8Kカメラで水中撮影。湖底から地下水が吹き出す様子を捉えた、貴重な映像も公開される。こうした富士山周辺の伏流水が生み出す、豊かな自然が今回の大きなテーマだ。
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■珍しい富士の絶景も
富士山の山体をすっぽり覆うほどの、直径2kmにもなる巨大な笠雲(かさぐも)。年に2回しか見ることができない、山頂真ん中から朝日が昇る「ダイヤモンド富士」。
夏の赤く見える富士山中腹の宝永火口のドローン撮影映像など、時間をかけないと撮影できない様々な珍しい富士山の絶景が登場する。
富士山の伏流水が生んだ湧水池「忍野八海(おしのはっかい)」がある忍野村では、春の満開の桜を撮影。夏の青木ヶ原樹海と赤い富士山など、四季折々の美しい映像も見どころだ。