雪と思い切り遊ぶレッサーパンダが超かわいい 「雪が降るとおおはしゃぎ」
担当者は「人の手で育てられたが、大人になってからは人が寄ってくると逃げてしまう。ただし、飼育員には甘えている姿が見受けられる」と話す。
ブータン・中国・ミャンマー・インド・ネパールの標高1,500~4,000メートルの森林に生息する「レッサーパンダ」。アライグマやイタチの仲間で、生息地や外見的特徴から「シセンレッサーパンダ」と「ネパールレッサーパンダ」の2亜種に分けられる。
年間最高気温は25度程度の場所で暮らし、冬は雪に覆われた厳しい環境となる。国内の動物園などで多く飼育されているのはシセンレッサーパンダで、体の茶色が濃く体が大きいのが特徴。そんなシセンレッサーパンダが雪におおはしゃぎする姿がSNS上で話題を呼んでいる。
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■雪が降ると大喜び
動画を投稿したのは、秋吉台サファリランド(山口県美祢市)のスタッフ。27日午前中に雪が降り草地では1センチほど積もったという。年に1~2回程度雪が積もるそうで、そのときには9頭いるレッサーパンダが大喜び。
担当者は「動画にあるように木にぶつかったり、おおはしゃぎする」と話す。撮影されたのは、園内のアイドル的存在の優香(5歳・メス)だ。
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■園内有数の人気
園内にいる9頭のうち、5頭はこの場所で誕生。優香は母親が子育てを放棄したため、人工保育されたという。誕生からの姿をスタッフがSNSで投稿し続けたため、ファンも多く園内有数の人気を誇る。
「人の手で育てられたが、大人になってからは人が寄ってくると逃げてしまう。ただし、飼育員には甘えている姿が見受けられる」と担当者。サファリランドは年末年始も休まずに営業するそうだ。