『破壊神マグちゃん』の最終回が高く評価された理由とは… 幸せとは何か
『破壊神マグちゃん』の最終回の素晴らしさとは。ニーチェにもつながる「幸せ」の教え。
『週刊少年ジャンプ』10号の『破壊神マグちゃん』の最終回は、極めて高い評価を得た。『破壊神マグちゃん』の最終回について、考察したい。
■『マグちゃん』最終回
『週刊少年ジャンプ』10号で、『破壊神マグちゃん』は最終回を迎えた。その前週で『破壊神マグちゃん』は卒業式回を載せ、その時点で最終回のようでありながら、その翌週、もう1つ真の最終回を描く。
『破壊神マグちゃん』・真の最終回は、ネット上の反響で、極めて高い評価を受けたといってよいだろう。
関連記事：ダイソー、330円のマグカップ 「まさかの用途」に驚く人が相次ぐ…
■真の最終回
この記事では、『破壊神マグちゃん』の最終回がいかに素晴らしいものだったのかの哲学的な考察を行いたい。まず、改めて『破壊神マグちゃん』のあらすじを説明する。
『破壊神マグちゃん』は、封印され弱体化した破壊神であるマグちゃんと、1人暮らしをする少女・宮薙流々とがコンビとなり、その他の邪神や登場人物と戯れながら過ごす日常系コメディ。
ここで完全なネタバレをしたいわけでもないが、最終回では、卒業式を越えたその先のストーリーを描いている。
