倉持仁医師、新型コロナ医療現場の苦しい現状明かす 「悲しいお知らせです」
倉持仁医師が新型コロナウイルスの医療現場の現状を報告。「消耗線です」と厳しさを明かした。
呼吸器専門医で肺炎治療のスペシャリスト・倉持仁医師が13日、自身の公式ツイッターを更新。新型コロナウイルスに対応する医療現場の厳しい現状を明かした。
■現場の厳しい現状を伝える
倉持医師は「悲しいお知らせですが、ここ3日発熱外来の受診者が増えて陽性率も下がりません」と、受診者も陽性者も増加している現状を説明。
「皆さんもかと思いますが、私ももはや疲れが取れません。職員を鼓舞するために特別ボーナスで頑張っていただきます。もはやそれしかありません。消耗戦です」と厳しい現状を明かす。
12日夕方にも倉持医師は、「途中経過ですが、公費62件検査して陽性27件。陽性率44%これはなんでしょう?!」と陽性者の増えているPCR検査の途中結果を報告していた。
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■間違った情報の責任を追求
さらに「未だにマスクをしてるから濃厚接触者じゃない、無症状だから検査は16,000円かかる、自分で買った抗原検査で2回陰性だったからPCR検査は必要ない」と間違った情報が伝わっている現状について言及した倉持医師。
そのうえで「誤った知識を謝らないあやまった専門家と厚労省の責任だと思います」と政府や専門家の方針についても触れた。