コロナ禍のラブホは不倫カップルの花盛り? 探偵とラブホテル評論家に直撃

街から人が消えても満室が目立ったというラブホテル。ラブホテル評論家とプロの探偵に事情を聞いた。

2022/06/12 04:45


歌舞伎町

新型コロナウイルスの第6波も徐々に収まりつつあり、街にもだいぶ人が戻ってきた昨今。だが、2020年に緊急事態宣言が出されたときや昨年後半のオミクロン株が猛威を振るった時期には、街から人の姿が消えていた。

そんなコロナ禍でもオトナなカップルで大いに賑わっていたというのがラブホテルなのだ。


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■探偵は見た「ラブホは満室」

総合探偵社・ガルエージェンシー赤坂で代表を務める池田直隆氏は、「街から人が消えたときも、新宿歌舞伎町などのラブホテルはほぼ満室で大賑わいでした」と語る。

リモートワーク中も、家族には「今日は出勤日」ということにして、コンビニで食べ物や飲み物を買い、コンビニの袋を手にホテルに入るカップルが多かったそう。「Zoom会議なら、どこでもできますしね」と池田氏。

他にデートできる場がなかったということもあるが、ホテルの部屋にこもることで不倫もバレづらくなったのではないか、と池田氏は推測する。

コロナ前まで、不倫デートは食事デートからラブホテル…と、ある程度時間をかけるものだったが、コロナ以降はラブホ直行や「公園で短い時間でも顔を見るだけ」といった短時間のデートが増えたという。


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■まさかの自転車で…

池田直隆

また、コロナ前はほぼ見られなかったラブホ利用スタイルとしては、「2人で自転車に乗って訪れるカップル」だそう。コロナによって自転車通勤が増えたように、公共交通機関に乗るリスクを避けられるためだろうか。

ただ、徒歩とも車とも違うスピードで移動する自転車は、「いちばん尾行しづらいんです」と苦笑した池田氏。たしかに自転車を自転車で尾行していたら目立ってしまうし、体力的にもキツいだろう。

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■経営方針によって格差も
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