井上尚弥選手、『ドネア戦』第2Rの複雑な心境を告白 「殴るのはツラかった」
『ワイドナショー』に出演の井上尚弥選手。ノニト・ドネア選手との一戦について本音で振り返った。
12日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に、プロボクサー・井上尚弥選手が出演。7日にさいたまスーパーアリーナで開催された、ボクシング世界バンタム級3団体統一戦を振り返った。
■フィクションを超える一戦
WBC同級王者のノニト・ドネア選手に勝利し、日本人初の3団体統一王者となった井上選手。1ラウンド目、終了間際に右ストレートでダウン、つづく2ラウンド目では左フックでぐらつかせたのち、ロープ際で猛攻、ドネア選手の反撃をかわし左ボディで2度目のダウンを奪った。
漫画『はじめの一歩』の作者・森川ジョージ氏も、自身のツイッターで「フィクションを軽々と超えていく」とコメントしたほどの世紀の一戦。王者となった井上選手のまさかの番組登場とあり、スタジオは歓喜に沸いた。
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■松本人志も大興奮
試合を6回見たという松本人志は、これまでの日本ボクシングの試合の中で「ベストバウトだった」と語るなど、とにかく大興奮。前のめりになり、いくつも質問を投げかける中で、ドネア選手を圧倒したことへの本音について迫る。
ドネア選手を「レジェンド」と慕うなど、ずっと憧れていたという井上選手。それだけに、2ラウンド目で左フックを当てた際、足がもたついたのを見て「もう殴りたくない」と思ったと振り返る。