高梨沙羅選手、来季へ向け現役続行の意向示す 「純粋に飛ぶことが好き」
来季の競技に向けて決意を示した高梨沙羅選手。ファンからは「自分のために飛んで」と応援の声が相次いでいる。
スキージャンプ女子の高梨沙羅選手が17日、公式インスタグラムを更新。合宿トレーニングを行ったことを報告し、現役続行の意向について明かした。
■去就について触れる
高梨選手は、今年2月に開催された北京五輪・スキージャンプ混合団体でK点を超える大ジャンプを見せたものの、スーツ規定違反を指摘されて失格に。
試合後に更新したインスタグラムでは、「私の失格のせいでみんなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実」とつづり、「今後の競技に関しては考える必要があります」と自身の去就についても触れた。
3月にはW杯で試合に復帰し、シーズン3勝目を挙げるなど結果も残していたが、来季について最終戦後には「この場では答えが出せない」と明言を避けていた。
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■自身の気持ちを再確認
高梨選手はこの日、「ここ数週間、気持ちが定まらない中で合宿に入りました」と切り出し、試合に向けての練習ではなく「まだ飛べるのか、自分の気持ちを確認したくて始まった合宿でしたが、トレーニングをしている中で、純粋に飛ぶことが好きだとゆうことを再確認できた時間でした(原文ママ)」とつづる。
続けて、「今はまだ応援してくれている人たちの期待の応えられる自信は正直ないけれど、まずは自分の期待に応えられるよう日々練習を重ね、チームに貢献できるよう精進したいと思います」と来季に向けての決意を示した。