村上宗隆選手、今季最終打席で日本人最多56号 歴史的一打にSNS大興奮
東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手が、ついに日本人選手最多となる今季56号ホームランを放った。
プロ野球・東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手が、3日のシーズン最終戦で56号ホームランを放ち、王貞治氏の持つ日本人最多記録を58年ぶりに更新した。
■足踏みが続く中…
9月13日の巨人戦で55号ホームランを放ち、1964年に当時巨人の王氏が記録した日本人選手最多のシーズンホームラン記録に並んでいた村上選手。
しかし、以降はそれまでの好調が嘘のようにパタリと止まり、打撃も不調のスランプ状態に陥ってしまっていた。
そんな中で迎えたDeNA戦、村上選手は第2打席でタイムリーヒットを放つも、ホームランは出ないまま7回裏の第4打席が訪れた。
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■ついに出た新記録の一発
点差的にシーズン最終打席が濃厚となり、球場中の視線がそのバットに集まる中、村上選手は初球のストレートをフルスイング。
打球は打った瞬間から完璧な角度でライトへと上がり、ホームの明治神宮球場は大歓声に包まれる。
村上選手は両手を叩いて拳を握ると、代名詞の“確信歩き”でゆっくり一塁へ。大きくガッツポーズを決めると、打球はライトスタンド上段へ刺さる特大の一発となった。