育成と合わせ計126人が指名された「ドラフト会議」 高木氏が2名の選手を絶賛
サプライズも多くあった今年のドラフト会議。高木氏が注目するのは2名の内野手だった。
元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏は21日、自身のYouTubeチャンネルを更新。20日に行われた「プロ野球ドラフト会議2022」で指名された中から、注目選手を2名あげた。
■高木氏注目の2名
今年のドラフトは本指名で69人、育成指名で過去最多の57人の計126名の選手が指名。注目の集まる1位指名は、9球団が事前に公表したため、競合が少ない結果となった。
横浜DeNAベイスターズでヘッドコーチ経験のある高木氏が注目する選手は、中日ドラゴンズ6位指名の田中幹也内野手(亜細亜大)と、千葉ロッテマリーンズ2位指名の友杉篤輝内野手(天理大)だという。
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■井端氏みたいな選手になれる
田中内野手は、日本トップレベルの大学野球リーグでもある「東都リーグ」で1年の春から出場し、2度ベストナインに選出。広い守備範囲と圧倒的なスピードが持ち味だ。
上位指名も期待されていたが、昨夏に「潰瘍性大腸炎」という国指定の難病に襲われ、大腸全摘出の手術を受けて入院も経験。それでもプロへの夢を諦めず、今春のリーグ戦で復帰をはたした。
高木氏は、「(注目なのは)彼の足だよね。走塁のセンスは抜群だよ」「野球のセンスが良い。足が速いだけに守備範囲も広いし、すごく魅力がある。井端(弘和氏)みたいな選手になってほしいなっていう」と中日のレジェンド内野手を引き合いに出して絶賛した。