「ひろゆき」宛の郵便物、シュールすぎる正体が判明 宛名部分をよく見ると…
日本はマナーを大切にする国だが、ときにはそのマナーが「予想外の事態」を引き起こすケースも…。
我われ日本人は礼儀やマナーを大事にすると言われているが、ふと冷静になった際に「このマナー必要か…?」と疑問に感じた経験は、誰しも少なからずあることだろう。
ツイッター上では、これらのマナーが引き起こした「シュールすぎるハプニング」が話題を呼んでおり…。
■「マナーは完璧」と思いきや…
今回注目したいのは、とあるツイッターユーザーが投稿した1件のツイート。
添えられた写真には、レターパックの宛先部分に貼られたシールが写っており、もともと記載されていた「行」表記は送り主によって二重線が引かれて「様」に訂正されていたのだが、本文には「いやそういう名前なんですww」と、意味深な1文が。
じつは、件のツイートを投稿した人物は「株式会社CRANKS」の代表取締役副社長を務める荻野裕行氏…そう、送り主が二重線で取り消した「行」は、荻野氏の「名前の一部」だったのである。
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■なぜ、このような事態に?
ここ日本では郵便物1つを送る際にも様々なマナーが存在し、たとえば予め宛先が印字されたシール類を利用する際は、相手側が記載した「行」や「宛」表記に二重線を引き、「様」や「御中」を追記して郵送する。
今回のケースでは、宛先の人物の名前は「裕行」(ひろゆき)だが、前出のマナーを考慮すると「裕」(ひろし、ゆう)という人物に宛てた郵便物として考えても成立するため、ツイートのような「勘違い」が発生してしまったものと思われる。
一応、個人向けの郵便では「宛」、団体向けでは「行」が使用される傾向はあるのだが、これらが「厳密なルール」ではないことも、勘違いの要因の1つといえるだろう。
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■世の「○行」さんには「あるある」だった?
じつに微笑ましい勘違いを収めた件のツイートは、投稿から数日で2万件以上ものRTを記録するほど大きな話題に。
他のツイッターユーザーからは「名前が勝手に直されてるの面白すぎる」「送った人も、疲れてたのかな」「めっちゃ笑ったけど、この書き換え文化無くしても良いですよね…」といった反響の声が寄せられており、中には「知り合いの『○行』さんも同じ経験があったようです」など、同様のケースの報告が散見されたのが印象的であった。
なお、ツイート投稿主の荻野氏は今回が初体験だったそうで「見た瞬間に面白くて吹き出してしまいました」と、当時の様子を振り返っている。荻野氏の会社・CRANKSではWeb制作事業およびWebクリエイター育成事業を展開しており、荻野氏自身もフリーランスWebクリエイター育成スクール「SLash」の運営・講師を務めているという。
縁あってこれらの組織とコンタクトをとる機会があった際は、「宛名の書き方」に細心の注意を払おう。