サッカーの王様・ペレさんが死去 本田圭佑・丸山桂里奈がレジェンドを追悼
29日に死去が報道されたペレさんに対し、サッカー界から続々と追悼のコメントが寄せられている。
「サッカーの王様」と呼ばれたレジェンド・元ブラジル代表のペレさんが82歳で亡くなった。サッカー元日本代表・本田圭佑らが追悼の意を示した。
■昨年から闘病生活
“ペレ”の愛称で親しまれるエドソン・アランテス・ド・ナシメントさんは、昨年9月に大腸の腫瘍摘出手術を受けて以降、定期的に入退院を繰り返しており、11月末からサンパウロ市内の病院に入院。大腸がん、腎臓と心臓の病と闘っていた。21日には容態が悪化していることが病院から公表されていた。
29日、サンパウロ市内の病院で息を引き取った。死因は多臓器不全と発表されている。
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■W杯で3度優勝
173センチと小柄ながら、高いシュート技術やドリブルを武器に活躍したペレさん。
15歳でサントスFCに入団し、翌年に当時史上最年少16歳9ヶ月でブラジル代表入りを果たした。58年開催のW杯スウェーデン大会に17歳で初出場し優勝に貢献、62年チリ大会、70年メキシコ大会も優勝し、W杯で3度優勝するという前人未踏の記録を残した。
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■サッカー界の“キング”
ペレさんの人気はすさまじく、77年に東京・国立競技場で開かれた引退試合「ペレ・サヨナラ・ゲーム・イン・ジャパン」に、7万人超の観客が集まったほど。また親日家としても知られている。
引退後はFIFAのフェアプレー委員、ユニセフの親善大使として活動していた。FIFAによる‟20世紀最高の選手”に選ばれており、名実ともにサッカー界の‟キング”だった。
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■レジェンド去る
本田は30日あさ、ツイッターで「ペレ。本当に本当にありがとうございました」と投稿。W杯のトロフィーを3つ抱えたペレさんの写真を添え、追悼の意を示した。
また、サッカー元日本代表の丸山桂里奈も30日にツイッターにて「ペレが死去。朝から悲しすぎるニュース。小さい時にペレのサッカー教室に行きました。一生で一度でいいからペレに会えてよかったです。ご冥福をお祈りします」とコメントした。
またレアル・マドリード公式、ブラジル代表・ネイマール選手、アルゼンチン代表のメッシ選手など、手世界中のサッカーファンや関係者から別れを惜しむ声があがっている。