ダルビッシュ有の粋な計らい がん闘病中の弟・賢太さんが明かし感動の声
京セラドームで行われたWBC日本代表の強化試合。ダルビッシュ有選手は賢太さんのためにビスタルームを用意し…。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表のダルビッシュ有選手(サンディエゴ・パドレス)の弟・賢太さんが7日、自身のツイッターを更新。兄の粋な計らいを明かし、感謝の言葉を記した。
■抗がん剤治療中
賢太さんはかつて「KENTA」の芸名で俳優として活動し、その後はパーソナルトレーナーに。2022年に精巣がんを公表し、睾丸摘出手術を受けた。
先月には、みぞおちのリンパに転移したことを報告、現在は抗がん剤治療を続けている。
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■賢太さんのためにビスタルーム用意
そんな闘病中の賢太さんはこの日、WBCの日本代表の強化試合が行われた京セラドーム大阪での1枚をアップ。ビスタルーム(特別観覧室)からグラウンドに視線を向ける、賢太さんとダルビッシュ選手のバックショットが。
じつは賢太さんのために、ダルビッシュ選手がこの部屋を用意。試合前には部屋を訪れ「身体大丈夫なん?」と体調の心配までしてくれたという。
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■突然の登場に観客驚き
「心配してくれるのは嬉しいねんけどすっげーなここ! て言ってベランダ出ちゃうから隣のお客様がビックリして言葉失ってたよ」と自由奔放な兄にツッコミを入れつつ「昔から何も変わらない。有らしい。ありがとう」と謝意を示した。
兄弟の絆にファンは感動。コメント欄には「兄弟っていいなぁ。家族っていいなぁ」「素晴らしいプレゼント」「粋な兄貴ですね」「すごくいい写真ですね!! 鳥肌立った!!」「泣ける」と反響が集まっている。