中村蒼、波瑠主演『わたしのお嫁くん』に出演決定 博多弁の敏腕営業マン役
4月スタート“水10”ドラマ『わたしのお嫁くん』。福岡出身の中村蒼、博多弁が魅力の方言男子を演じる。
2023年4月スタートのフジテレビ“水10”ドラマ『わたしのお嫁くん』に、俳優・中村蒼が出演することが決定した。
■社会派ラブコメディ
同作は、『Kiss』(講談社)で連載中の、柴なつみ氏作の同名コミックが原作。波瑠が演じる、仕事を完璧にこなし同僚たちからも憧れの存在でありながらも、“ズボラ女子”の一面をもつ主人公・速見穂香(はやみ・ほのか)。
そんな穂香が、高杉真宙演じる会社の後輩で、家事が圧倒的に得意な“家事力最強男子”山本知博(やまもと・ちひろ)を、あることをきっかけに嫁に迎えるという“社会派ラブコメディ”だ。
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■みんなに慕われる方言男子
中村が演じるのは主人公の速見や、山本が勤める大手家電メーカー「ラクーン・エレクトロニクス」の福岡支店で働く古賀一織(こが・いおり)役。福岡では営業成績トップを誇り、その実力が買われて速見や山本がいる東京本社へと異動することに。
じつは支店時代から速見とは仕事をした経験があり、速見も「芋焼酎のおいしさは古賀さんに教えてもらいました!」と話すなど、お互いに信頼を置いている間柄。エリートでありながらも、面倒見もよく、上司や後輩問わずに慕われるタイプ。
また、優しい“博多弁”が魅力の方言男子でもあり、“社内の頼れるお兄さん”的存在として一躍人気者に。その一方で、速見と同じくズボラで、日頃は食事も適当に済ませてしまうなど意外な一面も併せ持っている。
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■中村のネイティブな博多弁は必見
中村は2006年に主演舞台『田園に死す』で俳優デビュー。2008年には映画『ひゃくはち』で映画初主演を果たすなど、デビュー直後から数多くの作品で存在感を発揮。
その後も大河ドラマ『八重の桜』(NHK総合)、連続テレビ小説『エール』(NHK総合)、『仮面ライダーBLACK SUN』(Amazon Prime Video)など話題作にも出演し続けている。今回、フジテレビ系連続ドラマ出演は『真昼の悪魔』(フジテレビ系)以来、6年ぶり。
出身である福岡の方言を使う役どころには「カメラの前で堂々と故郷の言葉を話すことにまだ違和感がありますが、その影響でなんだか素の自分がこれまでの作品より出るような気がします」と語っており、ネイティブな“博多弁”で作品の中に体現されていく方言男子の古賀一織は必見だ。
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■「故郷の言葉を話すことに違和感が…」
フジテレビ系連続ドラマに、6年ぶりに出演する中村からコメントが到着。
―――今作の出演オファーを受けて一言。
中村:ラブコメというジャンルの作品にはあまり縁がなかったので、自分にできるのかためらう瞬間もありましたが、お声をかけていただいたのでそれに応えたいという気持ちになりました。
個性あふれるキャラクターが多く登場していて、台本を読んでいて楽しくなりました。そして“人は見かけによらない”ということも描かれていて人間って面白いなと思いました。
―――古賀一織役の印象は?
中村:営業マンで成績優秀な人ですが、ギラギラしている営業マンではなくマイペースで困っている人にそっと寄り添ってくれるような人間なのでそういうところを意識しながら演じられたらなと思います。
そして何より博多弁ということで、カメラの前で堂々と故郷の言葉を話すことにまだ違和感がありますが、その影響でなんだか素の自分がこれまでの作品より出るような気がしていて、そこも合わせて楽しんでいただければいいなと思います。
―――視聴者の方へメッセージを。
中村:人それぞれ得意不得意があるものですが、それを補い合える人がいるのはすごく幸せなことだなと思います。劇中の支え合う2人の姿を是非見守ってあげてください。
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■「遂に念願がかないました」
プロデュース・中野利幸氏のコメントは下記の通り。
中野:中村さんは原作の中でもとくに自分が好きな“推しキャラ”の1人の古賀役。このキャラクターは博多弁も魅力の1つです。なので、博多弁ネイティブの役者さんにこだわって探していたときに中村さんが福岡出身と知りました!
中村さんとは、ずっと昔から、お仕事をご一緒したかったので遂に念願がかないました。マイペースなところも含めて、素の中村さんに近いのではと想像しています。中村さんの、いや古賀一織の魅力満載のドラマにしたいです。
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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)