なぜこんな場所に…? 山形県の老舗旅館が作った「秘境すぎる究極の貸別荘」がスゴい
山形県米沢市に老舗旅館が手掛けた、最高の貸別荘がもうすぐオープンする。
提供:福島屋
世の中には「なんでこんな場所にここまでスゴい施設があるの!?」と、ド肝を抜かれてしまう施設が希少ながら存在する。
田舎や人里離れた場所にそういう施設があればあるほど驚いたり感動してしまうものだが、それの最上級とも言える宿泊施設が、山形県米沢市にオープン予定だ。
■宿までの道でやや不安になるものの…
いったいその宿泊施設とはどのようなものなのか? 早速行ってみると、福島市と米沢市を結ぶ国道の途中から山道に入り、かなり道幅も狭くなってきた。不安を感じながら、さらに数分走っていくと…!
屋根付きのかなりしっかりした造りの駐車場が。車を停めて外に出ると、そこには素晴らしい宿泊施設があった。
■究極ともいえる貸別荘が
まだ建設途中の部分はあるものの、それでも木造のシックな貸別荘は完成が楽しみになるほど落ち着いた雰囲気でオシャレ。
中に入ると、峠の中の森の自然を目前に感じられるリビングが。じつはここ「ECHO」は、近隣にある秘湯・滑川温泉で250余年続く老舗旅館「福島屋」が手掛けた、究極ともいえる貸別荘なのである。
■貸別荘は2棟
貸別荘は2~3名用のS棟と、最大6名宿泊可能なN棟の2棟があり、どちらもプライベート感満点。秘境とも言える土地に詳しい福島屋だからこそデザインすることができた施設は、屋内でも非常に開放感があり、景色も最高。さらにサウナも完備しているのだから至れり尽くせりだ。
S棟のサウナ内は2名で入るには十分な広さで、3名でも問題なさそう。
■寝具も高級ホテルで使用している高品質なもの
また、寝具も高級ホテルで使用している高品質なもので、仮眠すればここまでの旅でたまった疲れも吹き飛びそうな心地よい柔らかさで体を包んでくれる。
パウダールームもひとりで使うには贅沢な広さで、アメニティも良いものが用意されている。
■アメニティもオシャレ
たとえばシャンプーとトリートメントはECHOオリジナルのもので、別荘近くの清流がデザインされており、とてもオシャレ。
また、歯ブラシも竹材を使用したもので高級感があり、細かい部分でも非日常感を維持できるよう配慮されている。老舗旅館のおもてなしは、貸別荘でも素晴らしかった。
■料理好きにもばっちりな備品
また、夕食はオプションで用意してくれるのだが、素泊まりでも炊飯器やオーブントースター、電気ケトル(どちらもバルミューダ!)や記者が取材した日は未設置だったものの、5月のオープン時にはコンロ、シンクが設置される。
ECHOでは家具や建物にふんだんに木材が使われており、木の香りが非常に落ち着く。ダイニングも広く、料理好きでも楽しめるだろう。
■好きな飲み物で疲れを癒そう
さらに、ここまで非日常を楽しめる空間なのであまりやりたくはないものの、万が一急な仕事が入ったときはデスクもあるためテレワークもできる。コンセントやUSBなど、地味に使い勝手が良すぎるのは良いのか悪いのか…。
ちなみに、デスクに置いてあるミネラルウォーターや、冷蔵庫のスポーツドリンク、酒類などはフリーで飲んでOK。好きな飲み物で疲れを癒そう。
■チェックアウトまでプライベートを維持
なお、ECHOではチェックインも玄関のタブレットで行うため、人に会わず利用することが可能なので、チェックインからチェックアウトまで完全にプライベートを維持できるのだ。
予約はECHO公式サイトから行えるが、4月15日時点では5月7日から空きがある。JR山形線峠駅から徒歩5分なので電車でのアクセスも良く、宿までの道はやや狭いものの、車で行くことも可能。
山形県米沢市の老舗旅館が手掛けた「秘境すぎる究極の貸別荘」、秘境好きも旅行好きもサウナ好きも、ぜひチェックしたい最高の宿泊施設だ。
参考リンク:ECHO公式ティザーサイト
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(取材・文/Sirabee編集部)