堀江貴文氏、ChatGPTが台頭する中での“人間の役割”に言及 「すごい深い」
ChatGPTの台頭によって「人間はいらなくなる?」との問いに答えた堀江貴文氏。ユーザーからは「哲学的な領域」の声も。
実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏が、20日に更新された自身のYouTubeチャンネル『堀江貴文 ホリエモン』に出演。ChatGPTが台頭しつつある中での、“人間の役割”について語った。
■人間が必要とされるのは…
99%の文章をAIが生成したビジネス書を出版したり、画像や音声、動画のAI化などを進めたりと、AIを積極的に活用している堀江氏。
個人の才能によるものという印象のある楽曲の作詞についても、すでにAIでできることに触れ、「人間の必要とされる部分は、ノイズを与えることぐらい」と話す。
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■人間はいらない?
仮想世界を描いた99年公開のSF映画『マトリックス』で描かれた、人間がコンピュータの動力源として培養されているという設定を引き合いに、「よくよく考えたら、『なんで人間が必要なの?』という話になる。『マトリックス』の結論は、人間はノイズを発生させる役割なんですっていう」と説明。
AIの台頭について、対談相手の実業家・三崎優太氏が「人間はあんまりいらないってことですか?」と問うと、堀江氏は「いや、いるんじゃない? 人間がいるからこそ、宇宙の中にこういう歪みが生じている」と語った。
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■「ChatGPT」について
話題は、昨年11月に公開され話題となった最新のAIチャットボット「ChatGPT」に及び、3DCGの人物が会話をしている動画が「じつはChatGPT−3が会話をしている。見ていると、(AIだとは)全然分からない。人間が会話しているように見える」と明かす。
そんなChatGPTの“欠点”について、学習データが古いことから「たまにトンチンカンな答えが返ってくる」としつつ、「そういうのって人間でもある。人間でも知ったかぶりの人がいる。それと一緒」と説明。