TOHOシネマズが鑑賞料を値上げへ 「映画2千円時代」に相次ぐ悲鳴

TOHOシネマズの一般料金が1,900円から2,000円に値上げ。映画ファンからは「もはや贅沢な趣味」と嘆きの声が…。

2023/05/01 16:45


映画館・客席

大手シネコンのTOHOシネマズが、1日に自社ホームページにて映画鑑賞料の値上げを発表。一般料金が「2,000円」になるとあり、映画ファンからは悲鳴が相次いでいる。



■料金改定は6月1日

全国に劇場を展開しているTOHOシネマズ。主要駅近くに立地していることも多く、一度は足を運んだことがあるという人も多いのではないだろうか。

1日に発表された内容では、改定日を「6月1日」としたうえで、一般料金を現行の1,900円から2,000円へ、またシニアやレイトショー、毎月1日がお得になるファーストデイ、毎週水曜日がお得になるTOHOウェンズデイ、など各種料金も軒並み100円値上げになるとのこと。

学生料金や障がい者割引は、据え置きのようだ。


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■企業努力を重ねるも…

同社が発表している値上げの理由は、「エネルギー価格の高騰や円安による仕入れコストの上昇」「アルバイト人件費を中心とした運営コスト増や各種設備投資における負担増」など。

キャッシュレス決済の推進や、モバイルチケットの導入による運営の効率化を図るなど企業努力を重ねてきたが難しく、今回の価格改定に至ったようだ。


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■「気軽に行けなくなる」

この一件は早速話題となり、ツイッターでは「一般2,000円」「TOHOシネマズ」など関連ワードがトレンド入り。ネット上には「庶民の娯楽にも値上げの波が…」「気軽に映画も観に行けなくなるね」「もはや贅沢な趣味になってきましたね」「ついに映画2千円時代か…」といった多くの嘆きが。

他方、「学生料金は変わらないのか。安心した」「値上げしてもいいから、むしろ鑑賞マナーへの対策とかしてほしい」「レイトショー縛りでいくしかないか」といった反応も寄せられていた。


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■前回値上げは4年前

ちなみに、同社が前回鑑賞料を値上げしたのが、4年前の2019年6月。その際も一般料金1,800円から1,900円など、今回同様100円増しだった。

「庶民の娯楽」として親しまれてきた映画鑑賞だが、このままいけば、ネットの声にあるように「贅沢な趣味」となってしまうのかもしれない。

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(文/Sirabee 編集部・東水 壮太

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