新日本BOSJ、デスペラードとワトが決勝T進出 デスペラードが明かしたティタンとの関係
ジュニアヘビー級最強戦士決定戦『BEST OF THE SUPER Jr.30』Bブロックは、エル・デスペラードとマスター・ワトが決勝トーナメントに。
新日本プロレスは毎年恒例のジュニアヘビー級最強戦士決定戦『BEST OF THE SUPER Jr.30』(BOSJ)5.24エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場大会を開催した。
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■ワトが決勝T進出
この大会が始まる時点でBブロックは、エル・デスペラード、マスター・ワト、YOHの3選手が6勝2敗12点の首位に並んでおり、この日は、ワトがケビン・ナイトと、YOHが金丸義信と、デスペラードはロビー・イーグルスとの公式戦最終戦が組まれた。
まずワトがナイトから通天閣ジャーマンで3カウントを奪取し、暫定首位になる。続いて金丸と対戦したYOHだが、サムソンクラッチを切り返すされると、足を4の字で折りたためられカウント3。
この結果を受けてワトの決勝トーナメント進出が決定した。
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■デスペラードも決勝Tへ
メインイベントでは、デスペラードとイーグルスが対戦。デスペラードが敗れれば、直接対決でデスペラードに勝っているYOHが決勝トーナメント進出、デスペラードが勝てばAブロックを首位通過で決勝トーナメントに進出するという状況だ。
デスペラードとイーグルスは、お互いに膝に狙いを定めて激しい膝攻めを展開するが、最後はデスペラードのヌメロ・ドスを、イーグルスはカナディアンデストロイヤーで切り返そうとするも、これをこらえたデスペラードがデュードバスターから、ヌメロ・ドスで締め上げてギブアップ勝ち。
この結果を受けて、Aブロックは首位のデスペラードと、2位のワトが、5.26東京・国立代々木競技場・第二体育館大会で行われる決勝トーナメント進出。デスペラードはBブロック2位のティタンと、ワトはAブロック首位のマイク・ベイリーと対戦する。
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■「毎回毎回、決勝戦の気分」
バックステージでデスペラードは「こんだけしんどい思いして、ようやく予選終了か。毎回毎回、決勝戦の気分だよ。ほぼ純新日本。一人二人ぐらいだろう、ゲスト参加。これが新日本プロレスのジュニアの層の厚さ、濃度の濃さだ。各試合ハズレなんかないだろう? 」とリーグ戦を振り返る。
さらに「さて、こっからだ。え~っと、基本的に予選を一等賞で通過した時はだいたい良くないことが起こる。相手、誰だ? 誰か分かる? 」と報道陣に質問。
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■メキシコ遠征時代の秘話も
1 位がベイリーで、2 位がティタンと知らされると「ということは 1 位と 2 位がやるから、オレはティタンか。スゲェな」とデスペラード。
「10 年前、ルチャ・リブレなんか好きなだけで大して何もできない人間が、CMLL の第 3 試合に入る。向こうの人間は各試合各試合、1 回 1 回試合をしてそのファイトマネーが給料になる。一人でも枠が潰れたら、一人給料がなくなるんだよ」とメキシコ遠征時代の話を始める。