東京ヤクルトスワローズ、9連敗で自力優勝消滅 12球団最速にファンも阿鼻叫喚

開幕スタートダッシュを決めた東京ヤクルトスワローズがだが、9連敗で5位ながら12球団最速の自力優勝消滅。あまりの早さがトレンド入りの話題になった。

2023/05/27 18:50


高津臣吾

プロ野球セ・リーグの東京ヤクルトスワローズが、27日の広島東洋カープ戦に1-4で敗れた。これで今季最長を更新する9連敗を喫し、12球団最速で自力優勝が消滅。ファンが阿鼻叫喚と化している。



■打線が湿って敗戦

この日は先発のディロン・ピーターズ投手が立ち上がりから好調で、6回まで無失点の好投を見せる。しかし、味方打線も広島先発・森下暢仁投手の前に沈黙し、8回まで無得点に抑えられた。

その間、広島は7回に西川龍馬選手が先制タイムリーを放ち、8回には3点を追加してリードを4点に広げる。ヤクルトは最終回に犠牲フライを打つのがやっとで、1-4で敗れてしまった。


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■5位なのに早くも自力優勝消滅

これでチームは今季最長の9連敗を喫した上、首位・阪神が巨人に勝利したため、5位ながら早くも自力優勝が消滅。また、この日は最下位・中日が勝利したためゲーム差は0.5に縮まり、早ければ翌28日にも最下位に転落する可能性も出てきた。

5位にもかかわらず、わずか46試合目にしての自力優勝消滅は、野球ファンの間で大きな話題に。試合後にはツイッターで「自力V消滅」「自力優勝消滅」といった関連語句がトレンド入りした。


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■トレンド入りでファンも反応

野球ファンからは、「去年まで連覇したチーム? ってくらい勢いがない」「開幕5連勝したチームが5月に自力優勝消滅かよ」「まさかの中日より先にヤクルトが自力優勝消滅」など、悲しみや驚きが広がることに。

一方、「他力本願上等」「まあ落ち込まないで来年に向けて準備。いろいろ試して調整していこう」「この時期ならまだまだ復活も出来るだろうし大丈夫」など、前向きなファンも見られている。


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■V2からまさかの失速

ヤクルトは昨年、一昨年と2年連続リーグ優勝を果たし、一昨年には日本一も獲得。昨年は開幕から絶好調で6月に史上最速となるマジック点灯を達成し、高津臣吾監督にも「名将」と称賛が集まっていた。

3月のWBCで活躍した侍選手も多く擁し、「黄金時代」との声も多かっただけに、まさかの展開となってしまった今シーズン。残りまだ100試合近くあるが、ここから浮上することはできるだろうか。

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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太

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