デスパイネ復帰に「おかえり親方」歓喜の声　一方で残る“あの疑問”も…

福岡ソフトバンクホークスが、昨シーズン限りで退団したアルフレド・デスパイネ選手を再獲得することが31日、一斉に報じられた。ツイッターではファンが歓迎する一方で、球団側への疑問の声もあがっている。

■昨オフに退団

キューバ出身のデスパイネ選手はメキシカンリーグを経て、2014年より千葉ロッテマリーンズでプレー。2017年にホークスに移籍し、同年の本塁打王・打点王の2冠を達成し、チームの4年連続日本一に貢献した。

「親方」の愛称でファンにも親しまれていたが、若返りを図るチーム事情もあって昨オフに退団し、自由契約となった。現在は母国のリーグでプレーしている。

しかし今月24日には、MLB公式記者のフランシス・ロメロ氏が、ホークスが再契約に興味を示しているとツイートして話題となっていた。

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■チーム事情で再獲得

報道によると、ホークスは今シーズン、2年目となるフレディ・ガルビス選手に加えて、コートニー・ホーキンス選手、ウイリアンス・アストゥディーヨ選手を新たに獲得していたが、開幕から不振が続いた。

右の長距離バッターが不在という事情もあり、デスパイネ選手を再獲得することに。すでに契約を終えており、交流戦終了後に合流すると伝えられている。

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■「おかえり親方」「すごい人」

デスパイネ選手再獲得の報道を受け、ツイッターでも「デスパイネ」がトレンド入り。

ファンからは「おかえり親方」「1回退いた人が戻ってこられるって相当の実力がないと無理だ。やっぱりデスパイネ親方はすごい人なんだな」「頼もしい親方が帰ってくれば戦力上昇間違いなし」と歓喜や期待の声があがった。

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■「なんで切った」疑問も

その一方で、球団側の対応に「再獲得するならなんで切ったと言わざるを得ない」「そもそもデスパイネ選手を残すべきだったと思いますが、昨オフ時点で何かあったのでしょうか」「デスパイネ呼び戻す時点で大型補強がうまく機能していないって言っているようなものよ」と疑問を指摘する人も。

また、「半年で帰ってきてくれる心優しきデスパイネ」「本当に申し訳ない。また力を貸してください」「ほんとに戻ってくるんか、まじいいやつだな」といった声も寄せられている。

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（文／Sirabee 編集部・しばたけろこ）