コウケンテツ氏「油ぞうめん」 簡単シンプルな作り方なのに激ウマ…
コウケンテツ氏の「油ぞうめん」のレシピが簡単なのに美味しすぎ。
奄美大島の郷土料理の1つ、油ぞうめん。そうめんを炒めた料理だが、家庭料理でもあるため作り方はさまざまある。記者は以前奄美大島に住んでいたことがあり、いろいろな油ぞうめんを食べたが料理研究家のコウケンテツ氏も現地に足を運んで研究したそう。
そこで、YouTube公式チャンネル『Koh Kentetsu Kitchen』で190万回再生されている「油ぞうめん」のシンプルアレンジレシピが気になったので試してみた。
画像をもっと見る
■材料もシンプルに
作り方だけではなく材料もシンプルに。
そうめん:2束(100g)
めんつゆ(2倍濃縮):50ml
水:50ml
にんにくのみじん切り:1かけ
ねぎの小口切り:2~3本
白いりごま、一味唐辛子、塩、粗びきこしょう:適宜
油はオリーブオイルでもごま油でもOK。分量は大さじ2。今回はオリーブオイルを使用した。
関連記事:“争奪戦”が起こるレベルで激ウマなおにぎりアレンジ とある具材が相性抜群で…
■さっと作れる
まず、そうめんを先に茹でておこう。茹でたあと炒めるため、茹で時間は短めに。少し固さが残るくらいがちょうどいい。今回使ったものは標準の茹で時間が1分〜2分だったので40秒で水にあげた。
薬味のネギは小口切り、にんにくはみじん切りにしておく。ネギだけではなく、小ネギやミョウガ、なんでも合う。
フライパンに油を敷いて、にんにくがきつね色になるまで火を通す。
めんつゆを入れて一煮立ちさせる。つけつゆくらいの濃度が良いので、使用するめんつゆの薄め方を参考にしてほしい。
そうめんを投入。強火で混ぜていこう。固めに茹でているのでダシをよく吸ってくれる。全体が馴染んだら、味見をして塩やめんつゆで味を整えよう。薬味をたっぷり乗せて、炒りごま、一味唐辛子、粗びきこしょうを好みでかけたら出来上がり。
関連記事:暑い日に食べたい… コウケンテツ氏「鶏むね肉ときゅうりのねぎ塩あえ」が激ウマ
■ランチにも〆にもぴったり
島の油ぞうめんはいりこのだしを使うことも多いが、こちらはめんつゆのみ。しかし、そうめんにしっかりダシが染みていて美味しい。薬味が生なので香りと歯応えがアクセントに。
飲んだあとの〆なら一味唐辛子や粗びきこしょうを多めにするのがおすすめ。スパイスがなければ優しい味になる。「手抜きだけど手抜きじゃない。抑えるポイントをしっかり抑えてるから美味しい」とイチオシのコウケンテツ氏。
あっという間に作れるので、ランチや夜食など思い立ったときに食べられるのも嬉しい。シンプルアレンジの油ぞうめんは、定番メニューになりそうだ。
・合わせて読みたい→和の鉄人・道場六三郎氏の「もやし丼」が最高 ガチでハマるおいしさ
(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)