「固くて開かないファスナー」が身近なアレで解決 こんな方法があったとは…
警視庁警備部災害対策課が、固くなったファスナーの蘇らせかたを動画で紹介。ユーザーからは代用品の情報も。
4日、警視庁警備部災害対策課が公式ツイッターを更新。リュックなど、開けにくいファスナーの滑りを良くする方法を紹介した。
■固いファスナーを蘇らせる
バッグや衣服など様々なものに使われているファスナーだが、噛んでいるわけでもないのに滑らず開けることができない…。そんな経験はないだろうか。
この日は「避難用のリュックサックを開けようとしたところ、ファスナーが湿気のせいか、錆びたせいか、開閉しづらくなっていました」という同課の担当者が「潤滑剤のスプレーなどがあれば良いのですが、身近になく、停電時用のローソクを活用。子供の頃、母親に教えてもらった方法です」と解決策を紹介した。
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■エレメント部にローソクの油分を
投稿された動画ではうんともすんともいわないファスナーが、滑らかに動くようになる様子が映っている。やり方はローソクをスライダーの前後にこすりつけて指でなじませ、小刻みに前後に動かすだけでよいようだ。
ファスナーが固くなる原因は主にエレメント部(歯のような部分)の油分がなくなることだそうで、なくなった油分を補うことで解決するのだという。
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■ローソク以外にも活用できるものが
コメント欄では「知らなかった」「滑らせたいときのろうそく、と覚えておこう」という声のほか、「私も母に聞きました。服飾の先生も同じことを言っていました」「ふすまや障子は、よくやりますね。ファスナーはやったことないです」「おばあちゃんもこれやってた!」との声が。
なかには「私は鉛筆でやります」「ワセリンが入ったリップクリームでも良いかも」との声もあり、調べてみたところ実際それらはローソクと同様、潤滑剤代わりにできるようだ。ただしリップクリームは無色無香料のものを使用するように気をつける必要があるだろう。
一方で「避難用グッズもローソクよりLEDランタンが推奨されてるから、一般家庭に常備はされてないかもなあ」との声も。いざ避難用バッグを開けようとしたら開かない…という場合に備えて避難用バッグのポケットなどにローソク、ワセリン、リップクリームなどを入れておいてもいいかもしれない。