スターバックス新作がネットで予想外の賛否…　「あの噂」は本当か検証した

スターバックス、夏の新作「コーヒーエイド クールライム」。ネットでは“透明なコーヒー”と称される変わり種だが、「さっぱりして美味しい」「不思議な味」「好き嫌い分かれる味」と賛否を呼んでいる。一方でタバコに近い味との噂も…。社内唯一の喫煙者である記者が噂通りか確かめるため飲んでみた。

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■「新しい感覚で楽しめる」と宣伝

6月末にリリースされた同商品は、ライムなどの果汁などを使用したフルーティーなドリンクで、特別な方法で抽出されたクリアなコーヒーが入っているのが特徴だ。

アイス限定で、サイズはショート510円、トール550円、グランデ595円、ベンティ640円となっており、スタバ公式は「新しい感覚で楽しめるリフレッシュメントビバレッジ」と謳っている。

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■ネットで賛否両論

スタバ新作というと毎回ネット上で称賛の声が殺到するのが定番だ。

しかし今回だけはやや状況が違い、「さっぱり効果で気持ち涼しくなる気がします！」「ゴクゴク飲めてしまう」「夏にぴったり」とプッシュする声がある一方、「ちょっと違う感を感じた」「好き嫌いははっきり分かれそうな味」「めちゃくちゃ爽やかなココアシガレットの味」と絶賛するまでに至らないファンも散見される。

また、「鼻に抜けるコーヒーの香りが煙草とかに近い気がする」とタバコを例えに出し口に合わなかったというユーザーも複数おり、だいぶ複雑なフレーバーのようだ。

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■たしかに好き嫌いは分かれそう

現役喫煙者である記者。アイスコーヒーとタバコが好物とありそれが奇跡のドッキングをしているなら最高だ。

見た目は、じつに爽やかで色味的にコーヒー感は皆無。ゴクッと飲んでみると、ライムの爽やかで強めの酸味が一気に口内に広がる。清涼感が最高。

コーヒー味はほとんど感じないレベルで、フレッシュなライム系ジュースといったイメージ。個人的には甘味が強く感じてしまい、暑い夏にゴクゴクさせるなら、もう少し甘さ控えめでも良いかもしれない。確かに好き嫌い分かれるオトナな味だ。

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■タバコの味なんてしないよ…

で、ネットでは「タバコの味っぽい」「喫煙者が柑橘系タブレットを口に含んでキスした時」などと書かれていたため、「メンソール系に近いとか言いたいのかな」と頑張ってタバコの味を想像しながら飲んだが、そんな味はしない。クールライムっていう名称は確かにタバコっぽいとも思うが。

…逆にどんなタバコをこれまで吸ってきたんだよ、スタバの人もそんな例えきっと嫌だろうと怒りすら覚え、とりあえず怒りを鎮めるため喫煙所で一服した。うまい。

記者が例えるなら、甘さが加わり、アルコール感皆無になったモヒート。これが一番しっくりくるはずだ。前述のとおり甘味が強いが、氷が溶けてくると甘味が薄まりちょうどいい味わいになった。喉がかわいた時でも、少し待ってから飲むと良いだろう。

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（取材・文／Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤）